正しく新しいWeb広告を勉強することができる、広告事業者のオフィシャルサイトが存在していた
このブログをご覧になっている方の中にはWeb広告を学びたいという方は多くいらっしゃると思います。学び方としては本を読んだり、Webサイトを見たり、あとはなんといっても実践から得られる経験を積み重ねていくといった方法があります。
今回は、その中でもWeb広告を学ぶことができるWebサイトをご紹介したいと思います。
Web広告の学びの課題
皆さんは、Web広告と聞いてまず思い浮かぶ具体的な広告名はなんでしょうか?
- Googleアドワーズ広告
- Yahoo!プロモーション広告
- facebook広告
- Twitter広告
- LINE広告
などなど・・・
様々な広告サービスがありますね。
多くの方がこの中の1つは、少なくとも思い浮かんだのではないでしょうか。
続いて、これらの広告について学ぶためには、どのような手法をとりますか?
多くの方が、ググって様々な方のブログを参考にしていたり、はたまた広告サービスのヘルプ情報を参考にしていたりするのではないでしょうか。また、各種Web広告代理店が開催するようなセミナーへ参加したりすることもあるでしょう。
そういった中で、多くの方がこんな気持になると思います。
- 雑多な情報をインプットしていて「これ」といった正解が未だに分からない
- 広告プラットフォームが次々と新しくなるから、その進化に合わせて情報を得たい
そうなのです。色々な種類の情報をインプットすることももちろん大切なことではありますが、それでは発信者の属人的な経験やノウハウに頼ってしまうこととなり、限定的なノウハウで勝負していくことになってしまいます。
確かで新しいWeb広告を学べる場所
例えば、facebook広告を出稿したい!と思ったら、facebook広告とは?的な内容から、出稿するための管理画面の操作方法から、実際に試してみた結果など、様々な情報を得ることができます。
しかし、それは本当に「確かで新しい情報か?」という部分については疑問が残りますね。
では、facebook広告を学ぶために最も「確かで新しい情報」がある場所はどこかというと、そうです。facebook自身が発信している情報があるのです。
しかも、ご丁寧に「eラーニング」になっており、広告主への学習環境を整えてくれています。
facebookとしては、このeラーニングを通じて
広告主のfacebook広告を使った広告宣伝活動のレベルアップ
↓
facebook広告で費用対効果のいい結果がでる
↓
よりfacebook広告を使った広告宣伝活動を行う
↓
facebookの広告事業が潤う(プラットフォーマーと広告主がWIN-WIN)
ということを目的としていることと思います。
これは、facebook広告に限ったことではなく、その他の広告プラットフォーマーも提供しており、そこで学ぶことが「確かで新しい情報」と言えると思います。
各広告サービスのラーニングポータル
それでは、各社のラーニングポータルサイトをご紹介していきましょう。
facebook blueprintというラーニングポータルを提供しています
https://www.facebookblueprint.com/student/catalog
facebook広告のことに限らず、facebookを活用したビジネスについての幅広いeラーニングコンテンツが充実しています。
また、Blueprint認定資格というものがあり、Facebookの製品やサービスについての習熟度が上級者レベルであることを認定してくれるそうです。
Facebook認定エキスパートになれば、デジタルマーケティング業界で一歩先を行く存在になれます。現在のところ、Facebook広告にはバイヤー向けとプランナー向けの2種類の認定資格があります。
そしてコンテンツの内容ですが、例えば、「広告オークションと配信の概要」を見ていくと
- はじめに
- Facebookオークションの基本
- 落札される広告の魅力を解明
- 予算のペーシング
- 利用者にとっての価値を最大化
- 広告の配信
- コンバージョン最適化
- オークションで競争力を保つには
- まとめ
といった学習コンテンツ構成となっています。
いかがでしょうか?あ、ちょっと見たい!と思うものがあったのではないでしょうか。
こんな形で、ボリュームは多いですが、学びがいのある内容が詰まっています。
Googleデジタルワークショップというeラーニングが用意されています。
こちらも内容は充実しており、前章を終了し試験に合格すると、Googleから認定証が発行されるので、履歴書や職務経歴書へ記載してキャリアアップに役立てられる仕組みになっています。
また、コンテンツの種類としては以下のようなものがあります。
- インターネット上でのビジネス機会
- オンラインで成功するための第 1 歩
- ウェブサイトの活用
- メールマガジンの活用
- 検索で見つけてもらう方法 (SEO 第 1 章)
- 検索の有効活用 (SEO 第 2 章)
- 検索エンジンへの対応
- 検索連動型広告で情報を伝える方法 (検索連動型広告 第 1 章)
- 検索連動型広告の改善 (検索連動型広告 第 2 章)
- ウェブサイトの分析の始め方 (ウェブサイトの分析 第 1 章)
- ウェブサイトの分析の活用方法 (ウェブサイトの分析 第 2 章)
- 実店舗ビジネスのインターネットの始め方 (実店舗ビジネス 第 1 章)
- 実店舗ビジネスのインターネット活用方法 (実店舗ビジネス 第 2 章)
- ソーシャル メディアの始め方 (ソーシャル メディア 第 1 章)
- ソーシャル メディアの活用方法 (ソーシャル メディア 第 2 章)
- ディスプレイ広告の始め方 (ディスプレイ広告 第 1 章)
- ディスプレイ広告の活用方法 (ディスプレイ広告 第 2 章)
- 携帯電話 (スマートフォン) 向け広告
- 海外への展開
- e コマースの構築
- 動画の有効活用
- オンライン ビジネス戦略の策定
- インターネット上での販売促進
- データ分析によるインサイトの発見
- コンテンツ マーケティングの実施
これもまた広告だけではなく、Webマーケティングや、Googleについての幅広い分野が学べる内容となっており、興味深いコンテンツもそろっているのではないでしょうか。
また、Googleの広告に関しては、YouTubeでもオンラインセミナーコンテンツがあるので、こちらを視聴して勉強するのもまた面白いでしょう。
Yahoo!
Yahoo!プロモーション広告 公式ラーニングポータルというのがあります。
こちらは前に紹介したGoogleやFacebookほどの充実しておらず、認定証などの制度もありません。イメージは、中の人が書いたノウハウブログ系に近いと思います。数年前の記事もそのまま残っており、古い情報もあったりします。
ただ、参考になるような情報はありますので、「学ぶ」というよりはネットサーフィンで情報をインプットしていくくらいの気持ちで見ていくといいのではないでしょうか。
最後に
確かで新しい情報については、上記のようなサイトで学習することでインプットが可能です。
また、認定証などはまだ一般的に認知が低いと思いますので、この機会に認定証を獲得すると珍しがられたり、また転職や就職活動の際には「1つのことを集中して学ぶ努力ができる人だ」ということを感じてもらえたり、「Webや広告に関しての知識が少なからずありそうだ」と思ってもらえたりするのではないでしょうか。
しかし、学びはあくまでも準備の段階。それを実践してこそ「マーケター」ですので、学びをもとにWeb広告にトライしていってみてください。