デジタルマーケティング研究室

デジタル時代にふさわしい「新しい時代のマーケター」として活躍する人が増えるよう、デジタルマーケティングを中心に、マーケターにとって必要な情報を発信するブログです

デジタルマーケティングの仕事に役立つ資格4選

デジタルマーケティングのおすすめ資格4選

皆さんは何かの資格を持っていますか?

また、その資格は役立っていますか?

 

今回は、このページを閲覧している皆さんの興味関心分野である「デジタルマーケティング」に関する資格をご紹介していきたいと思います。

 

資格と聞くと「意味ない」と言われることが多いですよね。その資格を保持していないと仕事ができない国家資格などでない限り、確かに実務的に資格が役立つシーンというのは少ないかもしれません。

 

しかし、就職活動や転職活動では、書類審査の段階では多少なりともメリットとして働くと思います。

 

では、デジタルマーケティング関連の資格にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

ちなみに、今回はマーケティング寄りの資格ではなく、デジタル寄りの資格をご紹介しています。

 

 ウェブ解析士

ウェブ解析士ホームページ

ウェブマーケティング分野の資格です。解析士と聞くと、PVやUUについて詳しくなったり、Googleアナリティクスの使い方が詳しくなるのかな?という印象ですが、それよりも上流工程である事業計画から逆算したKPI設定や、目標を達成するための計画立案までと、事業を成長させるための役割を担うウェブ解析士を育成するための認定資格です。

 

資格の種類は3種類

1.ウェブ解析士

ウェブマーケティングやウェブ解析の基礎的な知識を習得し、実務におけるウェブ案件の営業から制作までを行えるようにすることを目指しています。

  • 講座費用:10,800円(税込)
  • 試験費用:17,280円(税込・認定費用含む)
  • 公式テキスト:4,320円(税込)

 

2.上級ウェブ解析士

ウェブマーケティングやウェブ解析の応用的な知識を習得し、クライアントや社内に最適な事業成長の提案を可能にすることを目指しています。

  • 講座費用:86,400円(税込)

 

3.ウェブ解析士マスター

ウェブマーケティングやウェブ解析の教育研修のためのスキルや知識を習得し、講師として大学や専門学校等の教育機関や、企業で講義を行えることを目指しています。

  • 324,000円(税込/認定試験費用込)

 

www.waca.associates

 

ITパスポート

ITパスポートホームページ

ITパスポートはiパスと呼ぶそうです。そしてなんと言っても最大の特徴は「国家資格」だということ。もし今後、●●の仕事に従事するためにはiパスの保持者に限る。という仕事ができた際には最大の取得メリットとなるでしょう。(考えにくいですが...)

 

内容としては、ITの基礎知識です。

例えば、

  • セキュリティやネットワークの知識
  • プロジェクトマネジメントの知識
  • AIやビックデータやIoTなどの新技術
  • 経営戦略やマーケティング、財務や法務まわりの知識

など、多岐にわたる分野を総合的にカバーする資格です。

  • 受験料:5,700円(税込み)

www3.jitec.ipa.go.jp

 

Web検定(ウェブケン)

Web検定(ウェブケン)ホームページ

Web業界で働くすべての人の共通語として、立場による認識の違いや知識の差による非効率なコミュニケーションをなくすことを目的としています。

他の資格はマーケティングや経営の方まで幅広くカバーしているものがある中、この資格はよりWebに特化した資格となっている印象です。

とにかく標準的なWebの知識を深めたい場合はこの資格を取得してみるのがおすすめです。

 

資格の種類は4種類

1.Webリテラシー試験

Webに関わるデザイナー、ディレクター、プロデューサーの重要知識だけを集めた内容。これからWebでの就職を目指す方やWeb業界初心者向けの印象です。

  • 受験料:本体10,000円+税

 

2.Webデザイン試験

ビジュアルデザインのルール、HTMLやCSSの基本設計・実装技術など、Webデザイナーとしての実務を想定しています。Webデザイナーの方はこの資格でしょう。

  • 受験料:本体10,000円+税

 

3.Webディレクション試験

Web制作にあたってのマネジメントから、現状分析、情報構造設計、集客施策の企画立案から実施までと、Webディレクターに必要な知識を学ぶことができます。

  • 受験料:本体10,000円+税

 

4.Webプロデュース試験

戦略立案に直結する、経営層までもを視野に入れた、幅広い専門知識のある実践的な内容となっています。プロデューサーや事業責任者など、上流側に立つ方はこの資格という印象です。

  • 受験料:本体10,000円+税

webken.jp

 

SNSエキスパート検定

SNSエキスパート検定ホームページ

2017年に始まったばかりの資格です。日本でのSNSの歴史はmixiが始まった2004年から続いていますが、本格的にSNS活用の重要性が企業の経営層に浸透してきたのがここ数年ですよね。

まだ保有者が比較的少ない資格なので、選考書類で目を引くかもしれません。

特にデジタルの中でもSNSと特化しているので、SNSに強い人が欲しい!という場合は書類通過率は上がるかもしれませんね。

 

資格の種類は2種類

1.初級SNSエキスパート

SNSそのものの基礎知識から、SNSマーケティングの基礎から実践までを身につける内容です。まずはこちらから入って、その後上級に進むのがよいのではないでしょうか。

  • 受験料:5,000円(税込) /テキスト料、受講料、検定料込

 

2.上級SNSエキスパート

SNSサービスの特徴や、企業のSNS活用、KPI設定などからマーケティングの具体的方法、そして効果測定からリスクマネジメントまで、SNS実務に必要な内容を網羅しています。初級に比べると一気に受験料が上がるので、投資対効果を考えると個人で受けるのはハードルが高いですね・・・。

  • 受験料:216,000円(税込) /テキスト料、受講料、検定料込
  • ※初級SNSエキスパート検定合格者は半額

www.snsexpert.jp

 

いかがでしたでしょうか。

個人では手を出しにくい受験料の資格もありますが、自分が就きたい仕事や、強化したいスキルや知識を踏まえた上で資格を選ぶのがいいと思います。

 

また、資格は所有していることをアピールするのはデメリットになる可能性があるので、資格を持っていることよりも、資格取得の過程で学んだ内容を実践に落とし込んで実務に役立てていきましょう。