YouTubeの流行りに乗っかった動画で再生回数をアップさせる方法
今回は、YouTubeにチャンネルを作っても、どんな動画を配信していけばいいのか分からない。または、チャンネルを所有しているけど再生数が伸びない。という方へ、YouTubeで再生数を伸ばすための1つのテクニックをご紹介します。
再生数が伸びやすい動画
YouTubeで再生数が伸びやすい動画の特徴としては
- チャンネル登録者の多い動画
- 面白い動画
- 広告出稿している動画
- 時事ネタ動画
- 流行り企画の動画
などがあります。
このうち、今回深掘りするのは流行り企画の動画についてです。
流行り企画とは
YouTubeでは定期的に流行る企画があり、流行ると大人気ユーチューバーから駆け出しユーチューバーまで、多くのYouTubeユーザーが一定の期間に同様の企画で動画を配信します。
流行り企画の例
過去には以下のような動画企画が流行りました。
メントスコーラ
1度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。YouTubeの流行り企画の走りと言っても過言ではないと思います。コーラにメントスを入れるとブシャーと爆発するあの動画です。
イヤホンガンガン伝言ゲーム
大音量のイヤホンを付けている相手に対して伝言を伝え、口の動きだけでなんて言ったのかを当てるゲームです。誰がやっても間違いが起こりにくい企画で、どの動画も面白いものが多いです。
中でもドッキリもかけ合わせたこちらの妊娠報告動画は、面白くもほっこりする内容となっております
じゃがりこ面接
この企画は動画ではなく声だけでも成立する企画のため、人気Vtuberや声優系ユーチューバーなどが多く参加していたのが特徴でした。動画を見ていただければ分かりますが、これは企画...なのか?というレベルのもので「流行れば流行る」を体現しているかのような動画です。
笑ってはいけないTikTok
TikTokという別の動画プラットフォームに投稿されている動画を見ながら笑ったら負け!という少しテレビ的な企画です。TikTokが笑える動画の宝庫であることがこの企画に火を付けた所以です。
アルミ玉
アルミホイルをギュッと凝縮させてトンカチでトントン叩き続けると、輝きを放つキレイなボールになる!という動画です。ヒカキンが時間をかけて作ったり、メルカリで買ったりするほど注目されていました。
Lemon
2018年のJ-POP市場はLemon/米津玄師の一人勝ちと言ってもいい年だったと思いますが、その波はYouTubeにも強く影響を与えています。歌や演奏はとにかくLemonをカバーする、音が鳴る電卓でLemonを演奏するなど、とにかくLemonは再生数が稼げました。
じゃがアリゴ
「じゃがりこ」と「さけるチーズ」に熱湯を注いで混ぜるとできあがる食べ物が美味しい!と話題になり、それを作って食べるだけの動画ですが、流行りました。
謝罪
1カメの前にスーツを着て謝罪する動画です。本来は本当に謝罪をしなければならない事態が起きた時に配信すべき動画ですが、もはや狙ってやってる人も多くいたことから、流行り企画としてリストアップしても間違いではないでしょう。
流行るとなぜ再生数が伸びるのか
さて、このようにYouTube内では定期的に流行り企画というものが出てきますが、そもそもなぜ流行り企画の動画は再生数が伸びるのでしょうか。
それは、
- 多くの人が投稿するので露出機会が増える
- 関連動画に出てくるため連続的に見られやすい
という具合に、1で動画が発見され、2で流行り企画の動画が一気に見られる。ということが同時期に多くのユーザーに起きているからこそ、再生数が伸びていくと考えられます。
流行り企画への乗っかり方
ここまで見てきて、YouTubeには流行り企画が存在していて、再生数が伸びるということは分かった。じゃ、企業はどうやってそれに乗っかればいいの?メントスコーラ投稿すればいいの?謝罪動画を投稿すればいいの?うちには無理だなぁ…と思いましたよね。
では、流行り企画への乗っかり方を考えていきましょう。
単純に乗っかりチャンネルを認知してもらう
これは、難しいことは考えずにまずは流行り企画の動画を投稿してみましょうということです。
企業の倫理観やポリシー上どうしてもできない企画はあると思いますが、参加できる企画はとにかく動画にしてまずは配信していく!ということです。
チャンネル認知のきっかけに
流行り企画に乗っかっただけでは、企業の商品やサービスの宣伝が何もできないじゃないか!と思われると思いますが、ここでの狙いは、この動画1本をきっかけにまずはチャンネルを認知してもらうことです。
他にもこういう動画を投稿しているよ!と紹介する中で気に入ってもらえれば他の動画の視聴やチャンネル登録にも繋がるきっかけとなります。
何より、チャンネル運営者としても、こんなに再生数がいった!とモチベーションにも繋がるはずです。
流行り動画の間で宣伝を入れる
YouTube動画の前後や間には広告が入ることがありますよね。それっぽいことを自身で作る動画に元から入れてしまう方法です。
広告枠を自ら生み出す
例えば、じゃがりこ面接が流行っているからということで、じゃがりこ面接の動画を作ります。そして、マーケティング活動の上で、プロモーションしたいことダイレクトに挟み込みます。
10%割引キャンペーンがスタートしたならば、じゃがりこ面接の途中で「10%割引キャンペーンスタートしましたー!詳しくは概要欄を見てね。」ということを直接的に発信します。
言ってしまえば、どこかに広告を出して宣伝するような内容を、自身で再生数を稼いで広告枠を生み出すという方法です。
流行り企画と自社の宣伝をMIXする
上記の2つのものよりも頭を使う展開となります。しかし、動画を楽しんでもらいながらも自然な形で宣伝ができるので、目指すべき形はこの展開です。
企画を壊さないことが大事
例えば、イヤホンガンガン伝言ゲームの動画を作る際に、伝言内容を「●●のキャンペーンが本日スタート!なんと全品10%引き!」という伝言内容にすることで、企画は壊すことなく宣伝を入れ込むことができます。
他にも、食品メーカーであれば、じゃがアリゴに●●を混ぜたらもっと美味しくなった!というように自社商品を混ぜてみたりと、頭の使いようでは流行り企画に自然な形で便乗することができるのです。
最後に
あくまで、流行り企画に乗っかることは1本の動画の視聴数を増やすための1つのテクニックであり、YouTubeにチャンネルを作ってコンテンツマーケティングを行っていく上でのキモではありません。
こういった1つ1つのテクニックも駆使しながらも、見込み客に対して価値ある動画コンテンツを発信していく、ということは大事にしてください。
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